司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 今年(2015年)3月にロー・スクールを出て、来年(2016年)司法試験を受験するA君(25)が、平成27年「予想論点(憲法)」講座<ライブ(通学/ネット電話)/wma音声>の個別指導中に、ポツリと言った。
「日ごろ、性格が悪くても、こと受験になると、急に素直な態度にひょう変する人もいるのですね」。
彼の話は、こうだ。一年先輩のB君の言動は、次の通りだという。
「みんなと雑談をしているときは、“自分が一番偉いという、横柄な態度を取る”」「クラス内で決まっていた親睦会の日程を、勝手にキャンセルする」「クラス・メートの悪口を言いふらす」など。
ところが、こと、受験に関する話になると、“ガラリ”と素直になる。「その論点の意味は、そうだったの。わかりました。ありがとう」「試験委員の授業内容を友人から聞いて、熱心にメモを取る」「司法試験・予備試験 論文合格ノート 憲法【人権】、【統治】(スクール東京出版)を、A君から見せてもらったところ、“ウーン”とうなる。そして、買って来てもらえないだろうかと、頭を下げる」。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! “日常は横柄・受験は謙虚”なB君のような人は、ままいる。同級生から「2重人格だ」と言われても、直そうとしない。彼は、昨年、かなりの成績で合格した。「嫌な奴だ」とみんなから軽蔑されながら・・・。
その後のB君の就職探しは、苦労したという。実際のことは、だれも知らない。
“合否と人柄”というのは、原則、関係ない。B君だって“合格の神様”の前では、素直だったに違いない。彼が実務の社会で、うまく行くかどうかは、本人の心がけ次第だ。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! このブログを読んでいる君は、“日常謙虚・受験謙虚”であってもらいたい。合格後の成長が、楽しみだから。ただし、受験界の一般的な傾向は、“日常では人柄がいいが、受験では素直さが足りない”という人たちが多いことだ。しかし、この種の人は、考え方の大手術をしないと、合格は出来ない。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! “人柄と実力”を相対的にレベル・アップする過程が、人間の一生だ。この点に大いに参考になるのが、このほどリリースされた「合格抄(ごうかくしょう)」。これは、試験“超”直前期の受験生にとって、合格への指針になる。司法試験・予備試験の受験前の君は、とりあえず、レベル・アップをしよう! さあ、今日も“ドカーン”と“爆勉”だ! 絶対合格!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「“人柄と実力”の関係は、永遠のテーマだ!」
【家族からのレター】 ※お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
Q:娘(34歳)が、予備試験の受験を続けています。彼女は、「就職もしない」「結婚もしない」と、母親から批判をされています。母親は息子(娘の兄)も味方につけて、父親である私に「いつまでたっても合格しない。いい加減、あの子に受験勉強のお金を出すのを止めてほしい」「老後の私たちの貯蓄が、できない」と訴えてきます(愛知県、合格ネーム・ATさんの父)。
A:受験生の娘が、母親と対立するケースは、よく耳にします。しかし、司法試験に合格すれば、“法学のプロ”として活躍できるチャンスが開けます。さらに自己価値を高め続ければ、広く社会に貢献しながら“小リッチ”にもなれます。そうすれば、受験時代に苦労をかけた両親にも、たくさんの恩返しができるはずです。彼女が、きっとご家族の夢を大きくしてくれます。当面、彼女には両親に深く感謝をすることを教えてください。具体的にどんなことをすればいいかは、私が作った“元気が出る言葉集”「合格抄」に、全部書いてあります。買って、読んでみてください。
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