予備試験・平成23年第8問ア肢(一部修正)
「憲法第9条に関する記述について、最高裁判所の判例の趣旨に照らして、正しいか誤っているか。理由も付してください。
ア.憲法第9条は、我が国が主催国として持つ固有の自衛権を否定するものではない。憲法前文の趣旨からして、憲法第9条は、国際連合のような国際機関にばかりでなく、他国に安全保障を求めることを禁じるものではない」
【注】
(1)司法試験・予備試験とも、9条の問題が「好き」である。司法試験では、「プレテスト1」「平成18年10問」「平成19年13問」と、続けざまに出題されている。
(2)予備試験でも、第1年目に出たわけである。来年も出る可能性が大と思って、準備してください。
(3)この肢は、今の国際情勢の現状を見たら、高校生でも解ける問題です。要は、理由付けが、しっかりできるかという点です。
(4)司法試験組も、この問題は解けること。
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