大学・ロースクール・予備校などで学生・受講生から時々、耳にする言葉がある。
「あのA先生は、精神論ばかり話をする」
こういうことを言う人の問題点は、次の通りである。
(1)先生から、お説教を聞くのが嫌である。できれば逃げ出したい。
(2)せっかく、相手が、改善点を指摘しているのに、知らぬ顔を決める。
(3)特に、重要なのは、A先生が、精神論の前後で、科学的な改善点を述べているのに、彼・彼女には、聞こえない。他人から注意されたりすると、すぐ“カッ”となるので、頭に余裕がないからである。だいいち、精神論だけで、すまそうという甘い先生は、どこにもいない。(その人は、先生ではないから)。
(4)不平をはく人は、ものごとに対する素直さがない。したがって、実力がアップするきっかけがない。その結果として、失敗を直すことができず、予備試験・司法試験で連敗をきす。
(5)「精神論でも科学論・方法論でも何でもいい。よい点はすぐ認め、実行する」。この点を勧めたい。そうしないと、この世では、合格できず、劣等感を体内にかかえながら、残る人生を送ることになる。
「試験というものは、受かるために設(もう)けられている」
「だれでも、合格できる」
この当たり前のことを、早目に気付いて、机に向かえばいいだけである。特に、新しい司法試験制度になった今日、「まったくもって、受かりやすい」のである。
先のA先生の言葉を嫌がる人は、余程、心しないと、試験に取り残されてしまう。自分の身は、かわいいのだから、よく注意してほしいものである。
「答えは、自分」
このことを気づかせてくれる、失敗・不運やアドバイスに感謝しなければいけない。
「だれでも、もともと、受かる力は、もっているのである」
さあ!今日も、自分に謙虚になって、現実から逃げない。“スコーン”と“爆勉”しよう!行け!絶対合格!!
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