司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 司法試験・予備試験の受験界で、“ベテラン受験生”といわれるのは、あまり、ありがたくない。30才を過ぎ、何回も試験にすべっていて、屁理屈ばかりいう受験評論家というイメージである。彼・彼女たちには、多くの共通点がある。今日は、その1つを示そう。
わしは、ゼミや個人指導をする際、前回の復習が出来ているかどうかを、チェックするために、「ミニ・テスト」を必ずすることにしている。なぜなら、復習ができていないのに、先に進むと、ザルに水を注ぐようになるからである。勉強する意味がないのである。
さて、ベテラン君。質疑応答のときは、「それは、おかしい」「こうあるべきだ」など、したり顔で、自己弁護調の声をあげる。決して、妥協しない。「あの本には、こう書いてある」「昔の判断は、こうだ」と、知識だけをひけらかす。
ところが、授業の最初に行う復習用の「ミニ・テスト」では、点数がすこぶる悪い。50~70点ソコソコである。前回やった項目の基本論点を満足に理解し、暗記していない。わしが、即刻赤ペンで採点すると、急に不機嫌になる。
つまり、基本を小馬鹿にし、自分の知っている論点だけをあげて、エツに入る。地球(基本)から遠く離れ、アンドロメダ(試験外のもの)に行ってしまう。「オレは、よく知っている。今さら、基本なんて・・・」と小馬鹿にする。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! この手の者が君のそばにいたら、避けること。彼・彼女は、「不合格のオーラ」が漂っているので、君が紛れ込まれないように。君は、「基本」をしっかり学び、確固たる知識(理解・暗記)にすることだけに、全精力を費やす。そうすることで、「合格のオーラ」が、段々と出てきて、“合格の神様”に目をつけてもらえる。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧いただきたい。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! さあ、今日も「スコーン」「スコーン」と行く。絶対合格だ!!
【成川先生の合格語録】
「基本を小馬鹿にする者は、相手にしない」
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