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司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　勤めながら、予備試験を目指す男性（32）が、「どうしても、弁護士になりたい。ご指導ください」と依頼してきた。
初対面なので、彼の仕事や生活状況を聞いてみた。月曜から金曜まで12時間労働という。とても、机に向かう時間がない。とりあえず、朝型の生活に変えて、5時20分発の電車で通勤することを勧めた。2週間後、またやってきた。彼の家は、運よく始発駅の近くにあるので、わしのアドバイスした通り、電車に座って会社に行くようにしたという。これで、車中で1時間強、勉強できるようになったという。この車中勉強型の生活をはじめて1週間目、前の方の車両に乗った。脇見もせず、「スクール東京」の「7科目・入門講座」DVD通信を聴きながら、ノートにエンピツを走らせていた。ときどき、車窓を見ながら、目を休める。1分後、また入門講座に目をやる。「自分には、この時間しか、まともに学べる時・場所がないのだ」といい聞かせ、頭と手を動かす。学習能率が“グーン”と上がる自覚があった。快い充実感が体を流れる。
電車は終点の新宿に着いた。ゆっくりレジュメを手にして、外に出た。その途端、40才過ぎの品のいいスーツ姿の女性がつかつかと近寄ってきて、彼に囁く。
「1号車ですよ。気をつけられて・・・」。
“エッ”と顔面が赤くなった彼は、ペコリと彼女に頭を下げた。
司法試験・予備試験の合格を、決める君よ！　どんなところでも、自分の勉強部屋と思って学習する。（ただし、女性専用車以外です）。自宅以外で勉強すると、意外と、はかどるものである。
なお、本日午前4時更新の「合格ブログ（成川豊彦日記）」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、是非ご覧ください。
さあ！　今日も面白く、“爆勉”する。“いくぞ”“やるぞ”。絶対合格だ！！
【成川先生の合格語録】
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