司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 司法試験の最終合格発表まで、あと2日に迫った(司法試験・予備試験までのカウントダウンより)。今年の合格に期待している人、来年・再来年の合格発表を目指す人・・・。状況は、いろいろだ。しかし、2014年9月9日(火)16:00の発表を過ぎても、やるべきことの本質は、皆一緒である。君は“プロを目指す道”を、選んだのだから。それでは、今週の“プロフェッショナルな勉強法No.45”を、どうぞ。
▼「合格後も、勉強する」。難関といわれる試験に、やっと合格圏に入れそうだ。受かった後、どんなことをするかを、休み時間に考えてみたが・・・。
<×:スベる人>
(1)苦労して受かったら、後は、こちらのものだ。学歴や資格を生かして“スイスイ”と社会を渡って行く。
(2)もう、勉強するのはコリゴリ。次の人生は、遊びや生活をエンジョイするのに、使いたい。
<〇:受かる人>
(1)「次の試験は、人生の目的・目標を達成するための最初のステップに過ぎない」と位置づける。
(2)人間として向上するためには、次なる目的・目標に向かって勉強をする。
(3)「仕事・人間関係・社会、そして、人生は、深い」。これらの本質を知るためには、もっともっと自己研さんしなければならない、と悟る。
(4)社会貢献をしたり、小リッチになるためには、試験が受かった程度では不十分。いろんな勉強を、命ある限り、続けたいと願う。
<合格ポイント>
(1)入学試験の場合、合格したとしても、すぐに社会人になれるわけではない。資格試験の場合、受かったからといって、すぐに実務家としてやっていけることもない。入試合格とは“社会人のタマゴ”になれるプロセスに過ぎない。資格試験とは、“実務家のタマゴ”になる資格を得るだけのものだ。社会でのプロフェッショナルとは、“一生、勉強する人”のことを指す。
(2)合格した途端、「苦しい受験生活からやっと解放された」とサボる人は、その社会や業界で大した業績は残せない。勉強をやめたら、入試合格を含めた資格はあっという間に“死格”になる。
(3)もしあなたが真に社会貢献する人間を目指すなら、「合格したら、勉強することが増える」と覚悟して欲しい。私も、“生涯・一受験生”のつもりで、仕事以外に1日5時間、勉強している。
<裏技>
(1)「5・5・5の法則」
<定義>
とりあえず、日本社会において、自分が目指す分野で実力No.1になれる方法をいう。
<内容>
① 1番目の5
学校を出た後、自分が就いた仕事や目指している資格試験で成果を上げるために5年間、トコトン、努力する。
② 2番目の5
① で得た成果(昇進や合格など)に満足せず、次の5年間も、一生けん命、努力する。真剣度は、 ① のときと同じ程度か、それ以上に保つ。そうすると、自分の業界で“ピカッ”と光る存在になる。評価も高くなる。
③ 3番目の5
② で得た評価をベースにして、次の5年間も一生けん命、努力する。真剣度は、 ① ② のときと同じ程度か、それ以上。そうすると、もはや業界で、No.1だ。
<特徴>
① この話は、ウソのようなホントの話である。私は、各業界でこの成功例を見てきた。
② ただし、「1番目の5」の努力を、同じ程度かそれ以上の真剣度に保つことは、大変なことである。それを、「2番目の5」でも「3番目の5」でも続けるのである。合計15年間、トコトン努力をすると、必ず日本でNo.1になれる。
③ しかし、これはなかなか出来ない。できないから、できた人はNo.1になれるのである。
④ 「1番目の5」のスタートは、20代の後半から30代前半になっても仕方がない。しかし、40歳を過ぎて「1番目の5」を始めるのは、大変、厳しい。
(2)「合格後も、勉強する」を実行して、死ぬまでに、一冊以上の単行本を、出版する。もちろん、自費出版でないものである。
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「合格後も、合格前のように淡々と努力する」
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Q:ロー・スクールを卒業して、1年目の者です。今年の5月以降、仲のいい友達数人で、論文の過去問対策の自主ゼミをやってきました。しかし、最近は、自主ゼミで勉強した内容が、本当に正しかったのかどうか、分からなくなってきました。疑問も、解消されません。内容がきちんとしていて、質問が出来るいいゼミは、ありませんか。友達も、参加したいと言っています(神奈川県・NMさん・RWさん)。
A:論文の過去問対策で、内容がキチンとしていて、質問ができるゼミ、あります! 司法試験・予備試験「7科目・パーフェクト合格ゼミ2015」後期です。もうすぐ、「後期・合同ガイダンス」を、やります。詳細は、「後期・合同ガイダンス」をご確認ください。講師陣の熱意が、“ビシッ”と伝わると思います。
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