司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 受験指導のシステムとして、集団指導(マス・プロ)方式と、個別指導方式・少人数指導方式がある。3方式とも、長短がある。マス・プロ方式は、大味な指導になるが、比較的、費用が安いことがある。個別指導・少人数方式は、指導が行き届くが、比較的、費用がかさむ。「スクール東京」では、創立以来、個別指導・少人数方式をとっている。事務局には、全国から受験生の問い合わせが、多い。「個別指導“ネット電話”方式は、何時から何時まで可能か」「土曜・日曜も受講できるのか」「過去問をキッチリやってもらえますか」など。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 全国の受験生のために、わしがネット電話でやっているところを、チェックした。受講生の学習能率を、よりよくするために観察したものである。以下の、その模様と感想である。
<A県の女性のケース>
「原則は、どうなんですか」「何か、不都合性がありますか」「不都合なら、どうすればいいでしょうか」「反対利益は、どう考えるのですか」というストーリーが、よどみなく繰り返されていた。教える方は、話をとても勧めやすかっただろう。
話が途中で詰まっても、すぐに軌道修正できていると感じた。
先生が、どの分野のどの話をしているか、非常に明瞭であった。隣で別の仕事をしていたが、全く耳障りのない講義だった。
<B県の男性のケース>
先の女性の講義とは一変、先生がする一つ一つの質問に、相手のピントが合わず、いちいち話が詰まっていた。
10個の質問の中で、ピタリと答えられたのが、1個くらい。
相手が、暗記した知識を吐き出そう、吐き出そうとしているのがよく分かった。その度に、先生が「暗記の知識を聞いているわけじゃない」「あなたが考える筋を、聞かせて欲しい」「普通、常識的に考えたらどうなの」「問題を、自分で掴みに行かなくては、身につかないよ」ということを2時間話しっぱなしだった感じがする。受講生が盲目滅法(めくらめっぽう)、暗記にしがみつこう、かじりつこうとするのを、先生が必死に引き剥がそう、引っペがそうとし、いわばたがいの「引っ張り合い」で2時間終始した、という印象である。
そのせいか、なんの分野のどこを話しているのか、全然分からなかった。
しまいには、先生が「普通、人がこういった場面で、どう考えるのかといっても、『普通』とか『一般的には』が何なのか、究極的には哲学の話だから、定義は難しい」などと、自分を疑い始める始末だった。隣で聞いていて、「常識とは何なのか」を語るほど難しいことはないと感じた。というよりか、先生にそこまで説明させては、いけないのではないか、と感じた。
<総括>
2人の個別指導の様子をみると、どちらが、先生の指導内容にピントが合い、勉強が勧められたかは、明らかである。女性は、きちんと指導内容に沿っている。男性は、内容以前の、勉強態度・方向性という前提の問題である。今の時点で、合格により近いのは、女性の方である。男性は、勉強態度を修正して、指導内容にピントを合わせないと、合格までに女性の2倍も3倍も、時間がかかってしまう。時間は、本当にあっという間に過ぎる。男性は、先生の注意に耳を塞いではいけない。そして、早く“合格ボックス”に、入ることが大切である。
<その他>
(1)ネット電話方式での受講日時は、できるだけ受講生の要望に応えるようにしている。
(2)過去問中心の講義だから、本試験に沿った勉強ができる。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 勉強する受験生は、指導者との対応・合格資料の読み方など、シャープに行ってほしい。この点、コメント集で論文の書き方対策「寺田ゼミ(公法系論文対策)」が、いい素材になる。いよいよ本日、2014年9月16日(火)からスタートします。受験生は、「いつもいつも、もっと改良できることは、ないか」と自問自答する。今、“パッ”としなくても、改善する気持ちがあり、実行する勇気があれば、まもなく、“合格ボックス”に入ることができる。分からないことは、寺田健一先生に質問してください。
さあ! 今日も“ドカ――ン”と行こう! 絶対合格だ!!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「憲法・行政法の論文対策は、寺田ゼミで完結!」
【家族からのレター】 ※お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
Q:予備試験・受験生の娘が、います。「今から、論文対策がしたい」と言っています。いくつかの予備校を、彼女と一緒に調べている最中です。「スクール東京」では、どんな指導方法をとっておられるのですか(千葉県・RIさんの父)。
A:「スクール東京」は、司法試験・予備試験専門の個別指導校です。マスプロ授業では、ありません。論文対策は、司法試験・予備試験「試験委員コメント集」の完全理解を、目指す方針です。「試験委員・コメント」は、出題者の採点基準表です。ただ、受験生に話を聞くと「読んでも、何がポイントかよく分からない」「難しい」という感想を聞きます。司法試験・予備試験「7科目・パーフェクト合格ゼミ2015」後期では、私を始め「スクール東京」の講師陣が、コメントの理解をさせます。昨年のパーフェクト合格ゼミ・後期の受講生が、今年、見事に司法試験に最終合格しました。パーフェクト合格ゼミを受けて、コメントを自分なりにまとめ、直前期に集中的に読み返したそうです。娘さんの論文対策にも、必ず効果があると思います。司法試験・予備試験「7科目・パーフェクト合格ゼミ2015」の「後期・合同ガイダンス」は、2014年9月20日(土)14:00スタートです。
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