司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! このほど、予備試験の最終合格発表があった。詳しくは、【法務省発表】ページを見てほしい。今年の合格者は、356人。昨年は、351人。彼・彼女たちが、来年5月の司法試験に突入する。このうちの約70%の人が、最終合格するだろう。それに比べて、ロー・スクール組の合格率は、約20%。予備試験組に対して、圧倒的に劣勢だ。ロー・スクール組は、“試験ベタ”ということになる。例えば、予備試験組は、このブログをよく見ている。分からない論点や不明なノウハウは、すぐ、わしに質問をしに来る。ロー・スクール組も、点になることには、積極的になってもらいたい。わしは、いつでも「成川合格塾」で待っています。
では、刑法の問題を出します。
【設問】刑法No.4
「スクール東京」のゼミが終わった後のこと。後輩から質問を受けた。日ごろから、自分を慕ってくれる彼(女)だが、どうも、「刑法の時間的適用範囲」が納得できないらしく、困っている様子だ。ここは、先輩の意地をみせたい。
内容は、以下の通りだった。
問題:
「(狭義の)共犯が国内で行われ、正犯の実行行為が国外で行われた場合については、共犯が国内犯として処罰されるにもかかわらず、正犯は、(国外犯処罰規定が存在しない限り)日本では処罰されない」とされる(cf.18問-20)。
このことは、共犯は、処罰されるのに、その正犯は、処罰されないことになり、共犯の従属性に反しないか。下記の( )を埋めて答えよ。
解答:
共犯の従属性には、反しない。
なぜなら、正犯は、準拠法上、日本の刑法による( )を受けないに過ぎず、( )自体は、( )しているからである。
【注】
(1)今回は、「刑法の場所的適用範囲」の問題です。
(2)過去の出題をみると、12年-57問(旧試)・18年-20問・23年-20問で、「刑法の場所的適用範囲」の出題が確認できます。いずれも、正確な理解があれば、「無理なく解ける」問題です。他方、暗記や、あやふやな理解によると、「非常にしんどい(=時間と集中力を大幅に浪費させられる)」ように作られています。まさに良問です。
(3)理解する勉強の大切さは、いわずもがなです。今回は、なかなか手の届きにくい「刑法の場所的適用範囲」の理解を確認しながら、過去問の活用についても、一緒に学びましょう。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 司法試験・予備試験とも、問題そのものが、20才~25才で分かるようになっている。だから、26才~80才の人も、若い層の合格者とよく似た勉強をすればよいだけ。ここでのポイントは、「量より質」だ。では、今日も勉強の質を上げていく。その後、勉強の量も少しずつ多くする。それで、合格だ。
さあ! “ドカーン”と行こう! 絶対合格だ!!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「考えながら、量をやる!」
【家族からのレター】 ※お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
Q:妹が、予備試験の受験生です。今、22歳です。月に1度の生理で、体調を崩して寝込んでしまいます。寒い冬場になると、一週間くらい、お腹の激痛で起き上がれないことも。彼女を連れて婦人科で相談し、薬を処方してもらいました。しかし、痛みが一時的に和らぐ代わりに、排血が遅くなり、薬の効き目が切れた途端、再び、ひどい腹痛に襲われる始末。こんな目に遭う彼女が、とてもかわいそうです(愛知県・HSさんの姉)
A:今まで、多くの女性の受験生から、その類の相談を、受けてきました。生理時の苦しみで、精神を病んでしまった例も、あるほどです。私が、お勧めするのは、飲む水を“超・良質の天然水”にかえることです。例えば、“合格の水”。深い山奥の洞窟の天然湧水で、塩素成分など消毒剤が一切混ざらない、ミネラルたっぷりの水です。体液を、天然水由来の成分から構成することで、血の臭いを抑え、排血をスムーズにできます。たくさんの女性受験生から、「体調が良くなった」「生理のストレスが、なくなった」という声を聞きます。
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