司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 「過去問を押さえれば、司法試験・予備試験は、完全合格できる!」。これは、合格の黄金律である。しかし、受験界では、通説になっていない。おかしいことだ。そこで、この黄金律を実行したい人は、短期間で絶対に合格できる。若い合格者や仕事をもった社会人合格者は、このことを理解し、自分のものにしている。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 司法試験・予備試験を合算しての話であるが、合格するために、本来、やるべきは、これだけだ。
短答・過去問題 1,660問
論文・過去問題 100問
(選択問題を含める。)
「短答問題」について。
① 憲法・民法・刑法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法の短文問題を、表からも裏からも解けるようにしたい。単に、「答えが、合っただけでよい」では、済まされない。「問題文のこの語句は、どういう意味か」「なぜ、この肢が間違っているのか」「論文に、この文章は使えないか」など、1肢1肢、押さえてほしい。
② 来年から、司法試験では、受験科目が憲法・民法・刑法3科目に減った。それは、それなりに意味はある。しかし、下4法である商法・民事訴訟法・刑事訴訟法・行政法の処置が難しい。司法試験の、かなりの(ほとんどの)受験生が、下4法の勉強は、「論文」用だけで、済ませるだろう。そうすると、「短答」用の基本勉強をやらないから、「論文」の出来が、“スカスカ”になる恐れが大だ。一方、予備試験組は、下4法もミッチリやって合格し、論文に向ってくる。これでは、勝負にならない。司法試験つまり、ロー・スクール卒業組の合格率は、予備試験の合格率には遠く及ばなくなる。なにせ、ロー・スクール卒業組における下4法の論文の出来が、話にならないほど低くなることは、目に見えているからである。「論文」総合点では、目を当てられなくなる。そんなことにならないために、ロー・スクール卒業組は、下4法の「短答」を受験するくらいの気迫で、勉強してほしい。特に、「論文」に出そうな「短答」問題を、「平成27年版 体系別 司法試験・予備試験 短答 過去問集(スクール東京出版)」からセレクトして、もれなくフォローしたい。この点、“体系別”は、「短答を、論文的に解く」のコンセプトで作ってあるので、有効だ。出来れば、下4法も「短答 過去問 アレンジ答練」を受けることが得策である(上位合格を目指す人は、ぜひ)。なお、「論文問題」については、明日にしたい。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 君は、法のプロフェッショナルになるのだから、その準備期間でも、プロフェッショナルになりたい。“受験のプロ”だ。そのため、「短答」「論文」の過去問は完全フォローする。
さあ! 今日も勝負をかけよう。一日一生! “ドカ――ン”と“爆勉”しよう! 絶対合格だ!!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「“受験のプロ”は、過去問重視だ!」
【家族からのレター】 ※お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
Q:娘が、平成27年5月に司法試験の受験予定です。名古屋にある予備校の、短答模試を始めました。模試を受けると、厚さ2センチくらいの解説レジュメを渡されます。彼女は、間違えた問題の解説ページに付箋を貼るのですが、間違える問題が、多すぎます。復習が、追いつきません。返ってくる成績は、ほとんど平均以下。どうしたらいいでしょうか(愛知県・SSさんの父)。
A:彼女が、司法試験・短答過去問を解き終わらずに、予備校がオリジナルに作成した短答の答練を受けているなら、答練は止めて、直ちに短答過去問を解くべきです。来年の本試験で出題される問題は、“過去問のエキス”から作られるからです。司法試験・予備試験「名古屋ゼミ」~憲法・民法短答対策~に、いらっしゃいませんか。2014年11月23日(日)10:00、スタート。ゼミ生には、短答 過去問 アレンジ答練の憲法・民法を時間内で解いてもらいます。アレンジ答練は、短答過去問を肢の配列・年度を並べ替えて作った答練です。答練の後は、よく分かる解説ゼミもあります。必ず、短答の実力アップにつながりますよ。
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