毎日、生活をしているといろいろなことが起こります。私は、司法試験・予備試験の指導をはじめて45余年になりますが、指導をしていく中で、何万人もの受験生と接してきています。
先日、司法試験の短答式試験と予備試験の短答式試験の合格発表がありました。
私が最高名誉顧問を務めている「スクール東京」の受講生、「個別指導」をしている受験生から、試験の結果の報告がありました。
Cさん(38)は旧司法試験から勉強をはじめ、法科大学院(ロースクール)に進み、新司法試験にもチャレンジしましたが、5振(5回不合格の意味)してしまい、一昨年から予備試験を受験しています。
今年の本試験で、彼は「不合格」になりました。 なかなか合格に手が届きません。彼から、電話がありました。なんと夜中の12時前にです。
「先生、今年もまた合格できませんでした。この1年を振り返って思ったのですが、あの講座を受けなければ良かったと後悔しています」。
「何、言ってるの・・・」半分、眠りに就いていた私は、彼の話の内容がはっきり分かりませんでした。
「 成川先生に指導していただいたのに、どうして合格できないのでしょう」
・・・興奮気味に彼は話を続けます。挙句の果てには、
「不合格が納得できなくて、今夜は眠れないので電話させていただいています」。
ちょっと、待って!!
ストレス解消で私に電話してきているの・・・
私は、心の中でつぶやきました。15年以上も勉強を続けて、「合格」できない理由が分かりました。
この続きは、明日!
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