司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 日本のスポーツ界では、多くの10代の選手が活躍中だ。世界の強豪がひしめくスノー・ボードのUSオープン(米コロラド州)で、このほど、日本の18歳、角野友基選手が、男子スロープ・スタイルで優勝した。3回宙返りを含めて、4回転半する大技「トリプルコーク1620」を2回連続で決める離れ業を披露した。
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<角野友基選手(18)(スノー・ボード選手)の言葉>
「自分より、ずっと強い選手がいるのは、分かっていた。でも、本番で勝つのは、自分だと言い聞かせた」
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▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! どんなに、強い相手がいようが、自分はやる。「いくぞ!」という気合いと、トコトンの練習があれば、勝てる。
では、民法の問題を出します。
【設問】民法No.17
以下の【事例】を読み、【問い】に答えなさい。
【事例】
Hは、芸能人Sの写真集を購入しようと、個人で古書店を経営するK(以下、Kとする)に電話で写真集のタイトルを伝え、在庫の有無を問い合わせたところ、Kから、「近日中に5冊入荷する予定です。入荷次第、ご連絡を差し上げましょう。」との返答を得た。Hは、写真集が入荷した翌日に、Kの店に取りに行くつもりであった。数日後、Kの店に、Hが注文した写真集が5冊入荷したので、Kは、写真集1冊を、Hのために透明なビニールで梱包の上、「売約済み」の札を貼った。Kは、Hに渡す準備が完了した後、Hに「ご注文の写真集が入荷しました。」と連絡をした。ところが、Kが準備を終えたところ、店に入ってきたSの熱狂的なファンであるTが、「その写真集、すべて俺に売ってくれ。金に糸目はつけないから。」と、Kに鬼のような形相で迫ってきた。Kは、Tの迫力にやや圧倒されつつ、「金に糸目はつけない」という提案に心が動き、Hが注文した写真集も含め、入荷した写真集5冊を、すべてTに売ってしまった。期日に写真集を受け取りに来たHは、注文した写真集がTに売却されたことを知って激怒した。Kは、「同じ写真集の在庫が、友人が経営する店舗にあるから、今からすぐに持ってこさせますよ。それで問題ないでしょう。」と言った。しかし、Hは、「あんた、以前もこういうことあったよな。もう信用ならん。キャンセルだ。」とKに言った。Kとしては、キャンセルされる事態を何とか避けたいと考えている。
【問い】
上記【事例】において、Kが、Hに主張できる法的手段について、説明しなさい。
【注】
問題点の指摘と、結論に至る筋をイメージできるか試してみよう。
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【成川先生の合格語録】
「まず、負けないという“鬼迫”をもつ!」
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Q:息子が、予備試験の受験生です。今年、出願したのはいいのですが、「仕事に時間を取られて、全然勉強に手が回らない」と言っています。気持ちが焦って、仕事がない日曜日の午後の時間ですら、集中ができないと、カリカリしています(福岡県、合格ネーム・ANさんの父)。
A:「今年の試験までに間に合わせよう」という発想は、捨てたほうがいいでしょう。今は、少ない勉強時間の中でも、ひたすら“勉強した内容の理解”に、努めること。今年、2015年5月17日の試験が終わったら、あくる日の18日から勉強を始めましょう。そして、毎日“太陽の神様・合格の神様・関係者”に、勉強させていただけることを、感謝しましょう。
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