今週も、日曜日が来た!“厳選プロフェッショナルな勉強法10選”をお送りします。それでは、No.2をどうぞ!
本試験で問われるのは,何だろう。
<×:スべる人>
(1)「試験に,受かりさえすればいい」と高を括(くく)っている。
(2)問われている本質など理解しなくても,“暗記・暗記”で合格を目指す。
<〇:受かる人>
(1)問題を解く際には,理解を中心に少しだけ暗記して,解答するように努めている。
(2)答えが合えばいいだけではなく,理由・根拠を把握する。そのため,問題の本質を一言で言えるようにしている。
(3)難問を解くために,思考を強くする。その延長として,別の問題の解決に応用できないかを,チェックする。
(4)さらに,仕事・人生など試験以外の諸問題を解決する際の思考力を,鍛えていくことになる。
<合格ポイント>
(1)出題について,皮相的な現象としては,「出題範囲内の基礎知識」が問われる。しかし,本質的には,「これまでにやってきた受験勉強の在り方」が問われる。
(2)日ごろ,「合格しさえすれば,何をやってもいい」と安直な考えをしていると,暗記に頼る。そうすると,質の高い難問には,歯が立たない。逆に,ものごとの本質をつかもうとしていると,「基本」が変形された難問にも,自分なりに考えられ,結果として正解できる。
(3)つまり,こういうことだ。「本番に向けて,どのような態度で日々を送ってきたか,それを,基礎知識というバロメーターを使って客観的に計るのが,本試験である」。これは,高校・大学入試でも,就職試験でも資格試験でも,同じである。試されているのは,テキストを読めば分かる表面的なことばかりではない。合格を決めるのは,受験生自身の態度なのだ。あなた自身の,生き方といってもいい。
(4)受験をしようと思ったきっかけがなんであれ,あなたは,たまたま,長い人生の途上で,試験勉強という一局面に立ち寄ったに過ぎない。合格・不合格によって表面化するのは,あなたの受験生活そのものである。
(5)このことに気づけば,勉強に追いまくられた挙句,プレッシャーに潰されたり,ドロップ・アウトしてしまう,という悲惨な事態はなくなる。追うのは,あなたの方だからだ。あなたは,追われる立場では,ない。
(6)自分から求めるように毎日を過ごせれば,試験勉強そのものが,楽しくなる。猛勉強したことが,その後の人生での自信につながる。自分から求めること(勉強)の大切さに気づいたのなら,合格が一年や二年遅れても,全く問題はない。あなたは,かけがえのないものを手に入れたのだから。
<裏技>
(1)「受験は,人生そのものである」「受験時代も,あなたの大切な生涯の一時代だ」と知る。
(注)受験を軽く見ると,自分の人生も軽いものになってしまう。
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