司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! この業界に携わって、40余年・・・実に多くの受験生との出会いがありました。それが、わしの財産のひとつです。ここ数年、ゆとり教育となってから、受験生の性質も変わりつつあります。今の時代の受験生の良いところは、穏やかでガツガツしていないところです。ある程度、余裕のある生活環境で育った受験生が多いからでしょう。悪いところは、スピードがない、闘争心がない・・・のんびり屋さんが多いです。例えば、六法全書を引くときも、ゆっくりゆっくり。「おいおい! どれだけ時間がかかっているの。わしに貸してごらん」とやってみせると、驚いた顔で覗いて来ます。辞書で調べ、基本書を参照するのは、受験生にとって最も重要な単純作業。息をするようなもの、歩くようなものです。自然に、素早くできて、当然。あたりまえ。第一、本試験に臨む選手である受験生の方が、後方支援に過ぎないコーチの、わしより動作が遅いのは、おかしい! わしも、時代の流れに合わせた指導方法を、日夜、研究していますが、司法試験・予備試験、公認会計士試験や司法書士試験など、難度が高く、準備期間も長くなる「大きな試験」では、今の受験生に欠けているスピード感や闘争心が、非常に重要になって来ます。ゆとり教育で育った世代の中でも、ドングリの背比べから頭ひとつ抜け出して行く人たちは、ハングリー精神の持ち主です。食うに困るハングリーではなく、自己価値を上げて行くことに対するハングリーです。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! いっそのこと、食うに困った方が、合格も早いかも。
さあ! 今日も“スコーン”と“爆勉”する! 絶対合格だ!!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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【成川先生の合格語録】
「実質的に、ハングリーでないと、ダメだ!」
【家族からのレター】 ※お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
Q:私は、現役大学生で、予備試験の受験生です。同じ受験生で、何人かの友達ができました。週に1回くらい集まって、一緒にご飯を食べたり、ゼミを開いたりして、情報交換をしています。最近、仲間の一人が、新しい女性メンバーを連れてきました。ただ、仲間が親切で貸した本を、いつまでも返さなかったり、みんなで苦労して作った資料を、黙って全部コピーしようとしたりなど、変な行動が目立つように(東京都、合格ネーム・SSさんの受験友達)。
A:彼女の行動からは、「楽をして、合格しよう」「安く、合格しよう」という気持ちが見えてきます。 ① 受験勉強のための費用を、出し惜しみする。 ② 隠れた行動をしたり、人に嘘を付く――などの受験生は、法学の基本である、“社会通念(社会常識)”を理解する素養が薄いか、全くないかのどちらかです。いつまでたっても、精神が“合格ボックス”に入らず、厳しい言い方ですが、勉強しても合格する見込みが%