「マイナスのことを、言う」効果について、お話しします。
つい最近まで、司法試験を挑戦していた受講生が、最近辞めました。いい線まで力をつけてきたのですが、最後の頑張りの前に「(司法試験から)撤退します」とのメールが、来ただけでした。
彼は、決めたことを最後までやり抜けないのが特徴でした。約束した、期日も守らない。そして、それを問いただすと、「やっぱり、自分には無理だ。だめだ」と言うのが、口癖でした。
「マイナスな言葉は言わない。プラスなことだけ言うようにしよう」と、その受験生に話しました。
しかし、結局、最後まで直りませんでした。
私には、自ら失敗する方向に持って行っている感じがしました。同席していた他の受講生も私と
同じ意見で、「本当は、受験をしたくないのだと思います。彼と話すと、気が滅入ります」と言っていました。
マイナスのことを言っていると、行動が消極的になり気力がなくなります。そのため、体の調子も悪くなりがちです。事実、彼は体調も次第に悪くなり、顔色はいつも青ざめ、目にクマができていました。
では、どうすればよかったのでしょうか。
答えは簡単です。彼は、ありのままの自分を素直に認めればよかったのです。
そして、自分のできることから一つずつ、前向きにことを考え、実行すればよかったのです。ほんのちょっと、努力すればよかったのです。
「否定的なことを言う」とどうなるか、残念ながら彼は、その格好の例となりました。
▼本日も、ブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。あなたの1クリックは、私が記事を書く、大きな原動力となります。以下のバナーをクリックして、ランキング・アップに、ご協力ください。
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「成川豊彦日記」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
———————————————
【正しい日本語の書き方】
「どのように書けば、よいか」
「説得力のある文章の書き方とは」
読者の皆様の要望に応え、スクール東京では、
このたび「正しい日本語の書き方」を出版しました。
(Discover〈ディスカヴァー〉より、定価1,500円〈消費税別〉)
文章の書き方のノウハウ満載です。
書店やネットで、ぜひ、ご購入を。
【司法試験・予備試験の個別指導予備校「スクール東京」のおトク情報】
● メールマガジン登録
● フェイスブック
● ツイッター
● お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
● 全国どこでも、講演に駆けつけます! お気軽に「成川先生・講演のご依頼」まで。
この記事へのコメントはありません。