先日お話しした最近、司法試験を辞めたA君について、もう少し話をします。
彼は、親がかりの受験生、衣食住は何の心配も入りません。そのためか、のんびりしたところがありました。
それはそれで人の個性です。よいのですが、決めた日程、課題がなかなか期限通りできないのが特徴でした。
他の受験の方達が代わりに、課題や決めたことをやることが、何度も続きました。私が、他のゼミ参加の受験生のみなさんへの負担を指摘しても、その場では「申し訳ありません。改善します」と一応反省の言葉を述べます。
しかし、言った口の乾かないうちに、また同じように約束を破ることが何度もありました。
結局、彼にやってもらうことにした課題で、達成されたものは何一つありませんでした。
受験を辞めた彼は、今この時点では、「解放」された気持ちでしょう。でも、彼自身は何も変わっていません。怠惰なままです。
別の世界に行っても、「怠け」は、そのままです。それでいいのでしょうか。
「怠け心」のまま、このコロナ騒ぎの時代に、彼は本当に生きていけるのでしょうか。気が重くなります。残念でなりません。
予備試験・司法試験は、難しくありません。
難しくしているのは、あなた自身です。
過去問の検討を通して自らが試験委員になって考えてみましょう。
そうすると、出題の意図が見えてきます。あとは、その問いに応えるだけの勉強をすればいいのです。
でもやれない、やろうともしない。なぜでしょうか。司法試験を辞めていったA君と同じでは。
少し、考えてみてください。
▼本日も、ブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。あなたの1クリックは、私が記事を書く、大きな原動力となります。以下のバナーをクリックして、ランキング・アップに、ご協力ください。
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「成川豊彦日記」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
———————————————
【正しい日本語の書き方】
「どのように書けば、よいか」
「説得力のある文章の書き方とは」
読者の皆様の要望に応え、スクール東京では、
このたび「正しい日本語の書き方」を出版しました。
(Discover〈ディスカヴァー〉より、定価1,500円〈消費税別〉)
文章の書き方のノウハウ満載です。
書店やネットで、ぜひ、ご購入を。
【司法試験・予備試験の個別指導予備校「スクール東京」のおトク情報】
● メールマガジン登録
● フェイスブック
● ツイッター
● お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
● 全国どこでも、講演に駆けつけます! お気軽に「成川先生・講演のご依頼」まで。
この記事へのコメントはありません。