司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!昨日のガリレオの言葉に関して受験生から、多くの質問を受けた。40年以上、先生業をやっているわしも、“ハッ”と気づかされることが多い。ありがたい。30才も40才も若い人から、教えてもらえるわけだ。しかし、中には、ヘンな質問もある。そんな時、大物理学者のガリレオ先生は、どうしておられたのか。
<ガリレオ・ガリレイの言葉(2)>
「どうして、君は
他人の報告を信じるばかりで、
自分の眼で観察したり、
見たりしなかったのか」
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!何ごとも、まず「自分が考える」。そして、「書物・先生と対峙する」。そうすれば、学習効果は、上がる。
では、昨日の答えを示します。
【解答】民法No. 48
民法上の組合契約における出資
1.結論
Yの主張は、誤りである。
2.理由
民法上の組合契約では、信用や労務自体を出資することは可能だが、いずれも最終的に金銭的に評価可能なものでなければならない。組合員の損益分配は、出資した額を基準に、その割合が決定されることが、理由の一つとして挙げられる(674条1項参照)。
【注】
民法上の組合に関する知識は、権利能力なき社団や、会社法上の持分会社との比較を通じて学ぶと、より深く習得できるだろう。
【合格の道標】No.22
民法の短答式試験では、親族相続分野から、毎年5問程度出題される。この分野は、勉強が手薄になりがちだが、5問程度は確実に出題されることから、しっかり対策をしておきたい。具体的には、過去問集に収録されている親族相続分野を、集中的に取り組む。その際、例えば、「今日は養子関係を集中的にやろう」という感じで範囲を区切ってやり、該当分野に関しては一通りの基礎知識を習得するように努めるとよいだろう。また、定評のある基本書や判例集を用いながら、過去問で問われている基本的知識を確認することも大切だ。
民法の親族相続分野に限らず、どの科目でも、試験に出題される可能性が高いにもかかわらず、勉強が手薄になりがちな分野が存在する。こうした分野の知識を試験直前に詰め込むことは、焦りを生む原因となってしまうので得策ではない。そのため、時間的に余裕のある時期に、過去問を一通り検討しておき、解答に必要な知識を適宜チェックする機会を設けるとよいのではないだろうか。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!楽しく勉強するためには、よく考えることから始める。ものごと(論点)の本質が分かると、頭が“ウキウキ”してくる。机に向かうのが面白くなる。ガリレオ先生に習って、自分の眼で、自分の頭で考えてください。
さあ!今日も“カクーン”と“爆勉”しよう!面白く、行け!絶対合格!!
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また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
【成川先生の合格語録】
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