司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!ものごとには通常、その「目的」と達成する「手段」というものがある。その2つが、合理的に関連しないと、ことは、うまく運ばない。この点について、ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェも警告している。
<ニーチェの言葉(1)> 「目的を忘れることは、愚かな人間にもっともありがちなことだ」 |
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!司法試験・予備試験でも同じことが、いえる。受験勉強をしていても、いつの間にか、「目的」を忘れて、「手段」が一人歩きしてしまう。注意したいものだ。
では、民法の問題を出します。
民法No.59【事例式演習①】問題編
Aは,20歳の息子Bが資産もないのに無職でいることに日ごろから小言を言っていたところ,Bが「KKファイナンス」(以下、Kとする)から500万円の借金をしていることを知り,その借金を返済してやりたいと考えた。しかし,Bは,「親の世話になりたくない。」と言って,これを拒否している。Bは、Kの代表から、「で、Bさん、どうすんの?金がないじゃ済まされねえぞ」と、返済を迫られている。AがBの上記債務を消滅させてやるためには,いかなる法律的方法があるか。
AK間に新たな合意を必要としない場合について論ぜよ。
(なお、BK間の消費貸借契約自体の有効性に問題はないものとする)
[留意事項]
第三者が、債権者と合意をすることなく、当該債務を消滅させる方法を問う問題である。
本問を解く上で特に注目すべきは、AとBの関係、Bが、Aによる借金の返済を拒否していることをどう見るか等である。これらの事情を、Aの返済の根拠となる条文と、これらの事情がどう結びつき、どう解釈すべきかを検討してみよう。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!受験生も、「何のために受験しているのか」「受験『目的』に対して、『手段』は、合理的かを考える」ことにしたい。合格者は、ある程度、適切な「手段」を、採っている。不合格者は、ピンボケの「手段」になっていることが多い。「手段」について、分からない時は、いつでも、わしが相談に乗ります。“スコーン”と決めます。
さあ!今日も“ビシッ”と“爆勉”しよう!行け!絶対合格!!
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【成川先生の合格語録】
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