司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!人間社会が、いろんな分野の乱れが、ひどくなってきた。資本主義の超暴走により、地球温暖化が激化し、人類が生存しにくくなってきている。わしの推測では、物理的な地球は、多少、長く存在できるが、人間(人類)は、これから250年ぐらいしか生存できないのではないか。以前、わしとほぼ同じような思いをもっていた人がいた。環昌一元最高裁判事だ。先生は、晩年、わしと話をしていて“ポツリ”と言った。
<環昌一の言葉(1)> 「自然を汚し、信義を守らない人が多くなった今日、人間社会への魅力がだんだん薄れてきた」 |
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!どうも人間は、太陽によってつくられたこの地球上で、暴れ回り過ぎた。そろそろ、そのしっぺ返しにあう時期が来たのかもしれない。われわれ一人ひとりが、自然や物品を大切にすることで、自然界からの怒りを少しでも、柔らげたいものだ。
では、民法の問題を出します。
民法No.60【事例式演習②】問題編
18歳の G は,唯一の親権者で小説家である父 R に対し,真実はゲーム機を買うためのお金が欲しかったのに,知人からの借金を返済するために お金が必要であるとうそをついて,金策の相談をした。この事案について,以下の問いに答えよ。なお,各問いは,独立した問いである。
Rは,G の相談を聞いて、「金にだらしない奴はただじゃおかんぞ!」と内心で思ったものの、最近行動が荒れてきた G に対し、恐怖も感じていた。そこで、懐柔策を採る方針で行こうと、むやみにGに干渉することは控えようと思い、「そうか・・それは困ったな。ならこうしよう」と、G の借金を返済する金銭を得るために,R が書いた小説(以下、甲小説)を,これまで何度か書籍を買ってもらったことのある旧知の書店主 K に売却することを認めた。Rは、売却についての委任状を作成し, G に交付した。しかし,その翌日,R は,気が変わり,「やっぱり、あの本を売るのはだめだ」と思い、G に対して, 「甲小説を売るのをやめた。委任状は破棄しておいてくれ」と言った。ところが,その後,G は,R に無断で,委任状を提示して, 甲小説を K に50万円で売却した。この場合,R は,K から,甲小説を取り戻すことができるか。
[留意事項]
いわゆる「典型論点の論証」だけを使っても、なかなか解決が難しい問題である。登場人物同士の関係を図示し、どの条文を使って解決すべきかを意識して検討してみよう。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!環先生は、郷里、四国の徳島の大先輩。戦後、“検察官―弁護士―裁判官”と法曹三者を経験されためずらしい方だ。リベラルで豊かな人間性をもたれた方だった。わしは、たくさんのことを教わった。そのお返しとして、これからの若い人たちに“ものごとの本質や考える大切さ”を伝えていきたい。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ!このブログを見てもらって若い人には、あまり物質・金銭にとらわれないで、本質を見極めてもらいたいと願う。
さあ!今日も考える人間に!行け!絶対合格!!
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