・このところ、特に気になることがある。「合格に直接、関係することを積極的にやり、関係ないものは、やめるのはどうだろうか」と受験生にアドバイスしても、改善しない場合がかなりあります。例えば、次のようなことがある。
「ある科目を、一通り学習した後に、分からない論点が出たら、徹底的に理解する。いいかげんにして、先に進まない」
☆そんなことには、おかまいなしに、とにかく、先に先に進む。分かろうが、分かるまいが、気にしない。
「短答では、“理解なき正解”を出さない。正誤問題では、根拠を答と同時に理解しておく」
☆しかし、答えを暗記して出すが、その理由がハッキリしない人が、多い。そんなことでは、学習効果はないのです。何十年、勉強しても合格しないでしょう。
「論文では、判例の丸写し、論証の丸コピーをしてはいけない。問題文にピントを合わせて、自分の答案を書く」
☆自分の頭で考え、納得する言葉で、文章化する。自分の答案だから。試験は、“暗記コンテスト”ではないのです。
「勉強した重要項目は、ストックに整理する。それを、本番30分に再現できるように」
☆やったところは、暗記するだけ。または、走り書きして済ませる。「人間は、忘れる動物である」ことが分かっていない。
・とにかく、ものごとを学ぶという姿勢が、極端に低いことが、目立ちます。それでいて、「合格だけはしたい」のです。困ったものです。まず、予備試験・司法試験をそんなにナメテワいけない。運よくラッキー合格しても、先が思いやられます。アウトなのです。受験生も、楽しい人生を送っていただきたい。それには、「ものごとが分かる」ことが原点になります。難しい項目も、理解できれば、楽しい。生き生きとする。その延長線上に「合格」があります。人生においては、トレーニングした以上の結果は出ないのです。楽しいトレーニングをやれば、満足する結果が出ます。
絶対合格!!
▼本日も、ブログ記事を読んでいただき、ありがとうございました。あなたの1クリックは、私が記事を書く、大きな原動力となります。以下のバナーをクリックして、ランキング・アップに、ご協力ください。
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
———————————————
* * *
【司法試験・予備試験の個別指導予備校「スクール東京」のおトク情報】
● メールマガジン登録
● フェイスブック
● ツイッター
● お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
● 全国どこでも、講演に駆けつけます! お気軽に「成川先生・講演のご依頼」まで。
この記事へのコメントはありません。