・受験生だけでなく、どんな人間でも、ミスは犯す。もともと、「人は、失敗をする動物」だからである。問題は、間違いをすることではない。それを、直さないことである。
さらに、レベルの低い人は、何回も同じ種類の失策を繰り返す。予備試験・司法試験においては、何回も何年も滑る人が、このレベルに属する。
・では、なぜある事項(A項目としよう)でミスを犯すのか。そんな、A項目を犯すのか。それは、A項目を真に理解していないからである。
本当に分かっていたら、ポカをやるものではない。生半可に勉強しているものだから、失敗をやり放題にする。(これを、第1ミスと呼ぼう)。
・では、一応、A項目の定義・本質などを理解したとしよう。それでも、ミスは犯す。なぜか。それは、分かった部分をスッカリ忘れるからである。(これを第2ミスと呼ぼう)。
そして、忘れたままにしてしまうのである。
「理解しないで暗記」→「ミス」→「また暗記」→「ミス」……
これでは、いくら勉強しても身につかない。または、こうである。
「一応、理解」→「ミス」→「また、一応、理解」→「ミス」……
これでも、うまく行かない。
・では、どうすればよいか。
「ストックを活用するのである」
ミスしたA項目が書いてあるストックや基本書の左側の空欄に「バカ」と書く。また、忘れたら、また「バカ」を加える。5つでも、6つでも加えて行く。
この「バカ」印がある項目が自分の弱点なのである。スクールの「短答アレンジ答練」や「論文過去問答練」などを受ける直前に、「バカ」印を中心にフォローするのである。
そうすれば、A項目が出来たところでは、「バカ」が「リコウ」に変わる。
・さらに、「バカ」印が多いものについては、「失敗ノート」を作る。それを、スランプの時などに見直す。そうすると、勉強を充実させたことになる。スランプ時の活用法になる。
以上、第1ミス・第2ミスをなくする目的で示した方法に自分のやり方を加味すれば、さらに「ストック」が充実する。
そうすると、ミスが極端に少なくなる。この種の方法を採っている人は、必ず合格するパターンに属する。
逆に、ミスを撲滅する方法をやらないで、いつまでも「ミス」→「暗記」→「ミス」→「暗記」……を繰り返すパターンの人は、この世では合格しない。
これは、自業自得である。今日の話を、参考にしてください。
絶対合格!!
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