皆さん、いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
令和4年司法試験・予備試験短答式試験の成績票が送付されています。
スクール東京にも成績表を受けた受験相談が寄せられております。
今回のブログでは、成績票の見方について、どうしてもコメントがしたいです。
惜しくも合格ラインを超えることができなかった方に向けてですが、
「合格点まであと〇〇点だったのに・・・!」で終わっていいのか、ということですね。
そういうざっくりした感想で終わっては、苦労して受験しに行った成果として厳しいものがある。
成績票の各科目の点数をよく見てみてください。
①各科目、似たような点数でしょうか。
それとも、②科目間ででこぼこ(バラバラ)した点数?
①パターンは、(極端に低い点数でなければ)バランスの取れた勉強ができていたということになります。
勉強のやり方としては決して悪い傾向ではないといえます。
②パターンの場合、ここからが大事ですが、
民事系・民法/公法系・憲法/刑事系・刑法、と3つの系統(科目)の得点を比較します。
あなたの点数は、「民」が高く、「公」が真ん中、「刑」が低いでしょうか(A)。
それとも「民」は低く、「公」が真ん中、「刑」が高いでしょうか(B)。
実は、論文合格まで到達する人と、短答で落ちてしまう人で、得点の比較に違いがあることが分かってきました。
論文合格に到達する人はBパターンの人が多いです。
それは、最低限の知識として「民」が覚えることが最も多く、「公」がやや多く、「刑」が最も少ない、ということと関係しています。
暗記ができなくても、「思考体力が強い」場合、Bパターンの得点傾向になります。
論文にもその力が生きてきます。
結果的に「民」の知識を多少欠いても、最終合格する。
ぜひ、科目単体で点数を見るのではなく、科目の特性と自分の思考傾向を、知ってください。
これは司法試験・予備試験に共通して使えるやり方です。
今年、受験されなかった方も、令和5年合格目標に向けて模試などを受けるときに参考にしてください。
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」。
絶対合格!!
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「成川豊彦日記」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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