司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 司法試験・予備試験と同じ、“一人競技”であるテニス、全豪オープンの男子シングルス決勝戦が、このほどメルボルン・パークで行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(28歳・セルビア)が第2シードのアンディ・マリー(28歳・英)を6-1、7-5、7-6で破り、2年連続6度目の優勝を飾った。優勝賞金は、約2億9千万円。ジョコビッチの強さは、守備力にある。攻撃力では、サーブの強さなど、マリーには及ばないが、フォローの完成度は、すば抜けている。その点では、世界ランキングの1位と2位の差は、大きかった。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 「守備力が、攻撃力より優る」。同じことが、司法試験・予備試験でもいえる。「苦手科目を作らない方(守備力)が得意科目をもつ(攻撃力)よりも、はるかに合格率が、高い」。よく、「民法は得意だが、行政法が苦手だ」とか「憲民刑は軽いが、下4法はどうも・・・」などと言っている受験生がいる。これは、まずい。合格ルールの逆を行っている。受験のプロフェッショナルは、7科目(9科目)をまんべんなく勉強しなければいけない。憲法や民法の1点と、訴訟法の1点とは、総合的には同じ重さだ。さらに、受験時代は何事も早め早めに準備をして実力をつけて行く。まず、憲民刑の主要科目を押さえる。それが済みそうになったら、すぐ、下4法にアタックする(ただし、得意? の主要科目を、少なめでも、同時にフォローすること)。その際、憲法の統治や商法の諸手続が、よく分からないとしたら、すぐ手当をする。弱点を直すと、全体にはずみがつき、総得点が“グーン”と伸びる。苦手がないと、心に余裕ができる。得意科目を作る時間があったら、その時間を弱い科目・項目を押さえることに回す。例えば、80点の得意科目を90点にするには、大変なエネルギーと時間を要する。しかし、60点の科目を70点に、70点の科目を80点にすることは、そんなに難しくない。エネルギーも時間も、多くを要しない。「ここが、ポイントだ」。この戦略・戦術を採ると、合格が早くなる。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! 「自分は、民法と刑法がかなりできるようになったな」と思ったら、少しスロー・ダウンする。そして、これからのエネルギーや時間を憲法・下4法に集中する。その底流には、次のことがある。「得意・得意」と言っても、素人の受験生の実力は、専門家である試験委員から見れば、大したことがない。逆に素人の受験生が「苦手・苦手」と言えば、もともとできないのだから、致命的になる。ここが、落ちる最大の要因だ。
▼司法試験・予備試験の合格を、決める君よ! ジョコビッチとマリーのプレーを見ていて、司法試験・予備試験に応用できるポイントがあったわけだ。
「防御は、攻撃に優る」。
「弱点補強は、得点加算に優る」。
この原理は、一般社会でも適用できることが多い。司法試験・予備試験の合格後、実務に入った時、参考にしてください。
さあ! 寒さが残るが、一日一生! 同じ世代で世界No.1のジョコビッチも次の大会に向かって、今日もトレーニングに懸命だ。国も分野も違うが、彼に負けない。見えないところで、“スコ――ン”と勝負する。その勝つ準備をコツコツ蓄える! “バシッ”と行け! 絶対合格!
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また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「合格ブログ(成川豊彦日記)」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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