成川が「個別指導」させていただいている、Aさん(31)。
予備試験の受験生です。
彼は、素直で明るい人です。
毎回、笑顔で「個別指導」にきてくれます。
3年ほど、指導を続けています。
毎年、短答試験には合格できます。
確実に実力はついてきていると、感じています。
先日、彼と勉強したときの話です。
以前、勉強した箇所を再度、一緒に解きました。
彼は、正しい解答ができませんでした。
私は、「前回、渡した資料の中に詳しく解説されているので、確認してください」と彼に伝えました。
Aさんから、驚くべき反応がありました。
「成川先生、捨てました」。
「えっ、捨てた」。
「はい、捨てました」。
「なぜ」。
「私は、終わったものはすべて捨てています」。
私は、言葉を失ってしまいました。
50余年、多くの受験生の指導をさせていただいています。
受からない人に共通するのは、
「資料をまとめていない」。
が、ダントツです。
そして、今回、「捨てる」というケースもあることに気づきました。
成川は、久しぶりに彼を叱りました。
「捨てるとは、どういうことですか」と。
彼は、「申し訳ありません。今後は、そのようなことはしないと約束させていただきます」。
と反省している様子でした。
司法試験・予備試験に合格したいと思っているなら、心して欲しいことがあります。
やりっぱなしの勉強では、5年勉強しても、7年、10年しても同じです。
受験勉強に関する資料は、いつでも調べられるようにストックしておいてください。
お願いいたします。
(ひと言) 「司法試験・予備試験は、やりっぱなしの勉強では合格できません。心して
ください」。
絶対合格!!
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「成川豊彦日記」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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