現在、20代の人を中心に30代、40代、50代、60代、70代の受験生の方たちに「憲法」「一般教養」「短答の解き方」「論文の書き方」などを指導させていただいています。
このところ、中年の方たちの習得力が低いことに、頭を抱えています。
理解力は、まずまずあります。
しかし、合格への近道の方法を示しても、「はぁ」という程度なのです。
ノートは、あまり取ろうとしません。
少し難しい問題を出すと、評論家的な解答をします。
基本がしっかりできていない人は、論理にも波があります。
「この調子で、合格には何年もかかるなあ」と、困っていまいます。
この数ヶ月、中年の受験生の実力が伸びない原因を探してみました。
そして、やっと、あることに気づいたのです。
「以前に勉強して、分かったことは、いつまでも覚えていると思っているのではないか」。
「自分は、頭が悪くないので、一度、、理解したことは、ずっと、自分のものになっていると、錯覚しているのではないか」。
これを、人は「プライド」と言うのでしょうか。
今、分かっていることが、10日後、2ヶ月後、試験当日に分かっていることには、なりません。
本試験当日に分かるようにするには、「ストック」(情報に一元化)という概念が必要です。
そして、「覚えては忘れ、忘れては覚え」を、4~5回しなければなりません。
35歳を過ぎた受験生の中には、この当たり前のことを嫌がる人がいます。
もっと謙虚になり、もっと論理的になっていただきたいです。
このことは、年齢とは関係ありません。
学ぶということは、新しい発見であり、襟を正して問わなければならないことなのです。
(ひと言) 「少年少女の心をもって、新しいものを学んでください」。
絶対合格!!
また、明朝4時に、「司法試験ブログ・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼本日午前4時更新の「成川豊彦日記」は、司法試験・予備試験の受験生にも参考になるので、ぜひ、ご覧ください。
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