【令和6年予備試験 論文式試験】
令和6年9月7日(土)・8日(日)
【令和6年司法試験 最終合格発表】
令和6年11月6日(水)
カウントダウンは,こちらのページです。
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令和6年予備試験論文式試験まで,あと1か月余りとなりました。
今回のブログでは,予備試験の論文データを見てみましょう。
緑の棒グラフは論文最高点,水色の棒グラフは最低点,紺色の折れ線グラフは合格点,オレンジの棒グラフは平均点です。
論文合格点は,平成23年~令和5年で,平均値をとると235.38点/500点です。各科目,最低でも47%得点程度,得点できればいいことになります。6割も得点できれば,満足です。
合格点の山頂は250点付近ですが,気になるのは最高点の推移です。平成23年~令和5年で50点上昇しています(赤の矢印が緩やかな右肩上がり)。そして,最低点は年々下降し,令和5年には,1.26点/500点です。予備試験論文の受験者層で,実力の二極化が生じていることになります。
実力の二極化の原因は,以前もご紹介しましたが,出願者が増え続けていることと考えられます。本番の出来は,準備段階の6掛け~7掛けくらいの出来と言われています。準備段階で合格ボーダー狙いだと,本試験で全体平均点かそれより下になりますので,最高点取ってやるぞ,の意気込みで調整していきましょう。
話は変わり,予備試験の論文式試験で,選択科目が導入されて2年目です。労働法が突出して人気です。2番人気は倒産法,続いて経済法,と続きます。
司法試験の選択科目の受験者数グラフを見てみると,労働法・倒産法の人気が高く,予備試験受験者もこれに追随する格好です。判例が蓄積し,基本書が比較的多く,受験上の情報が充実している,将来実務家になったときに役立ちやすいと思われていることが原因と考えられます。逆に人気がないのが環境法,国際公法,租税法。環境法は,参照条文が多い。国際公法も抽象性が高くイメージしづらい,実務についた後,役立つか分からない,などが理由と考えられます。「選択科目に困った場合は国際私法を選べ」と言われていたそうですが,国際私法は近年人気が上がり,司法試験では問題文が長文化する傾向がみられます。予備試験の選択科目は,ほぼ,1か月程度で対策しなければならないので,「守り」の戦略をとることを考えると,人気の科目に寄っていくことになりましょうか…。
さあ,本番まであと1カ月,今日も頑張ろう!
絶対合格!!
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