【令和6年予備試験 論文式試験合格発表】
令和6年12月19日(木)
【令和6年司法試験 最終合格発表】
令和6年11月6日(水)
カウントダウンは,こちらのページです。
いつも,読んでくださりありがとうございます。
司法試験の最終合格発表まで,あと8日。
予備試験の論文式試験合格発表まで,あと51日。
司法試験の最終合格発表は,あと1週間ほどに迫ってきました。
………
昨今,衆議院議員選挙で野党勢力が過半数を獲得したことで話題になっています。
最高裁判所裁判官の国民審査もありました。
投票日翌日,一票の格差による選挙無効確認訴訟が,全国の高等裁判所等に一斉提訴されました。
憲法の統治機構,行政法の行政争訟の話題がたくさん出てきます。
基本の勉強をしながら,余裕があれば,少しだけ外の社会のことにも,目を向けてみましょう。
………
私が学生の頃,法律を「基本書で勉強するもの」とだけ,捉えておりました。
社会の仕組みとして,運用される実感は,皆無でした。
在学中に何度が実施された国政選挙も,他人事のようでした。
数年後,スクール東京で,成川先生の憲法入門講義を聴く機会に恵まれました。
外は夏の暑いさなか,うだるような空気の中,セミの鳴き声が聞こえる。
生徒は,私一人です。
時折,ウトウト船をこぎ,板書を取りながら,憲法総論に差し掛かったところでした。
先生が,憲法前文を,実に滔々と…一文を,一言を,かみしめかみしめ,私の前で朗読なさいました。
………
「日本国民は,正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し…」
「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し…」
「日本国民は,恒久の平和を祈願し,人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する…」
「われらは,平和を維持し,専制と隷従,圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において,名誉ある地位を…」
…それまで,前文は,小説の前書きくらいに思え,何の意識も向けたことがありません。
なぜかそのとき,稲妻が脳天に落ちたような衝撃に似た体感があり,目がカッと見開き,背筋がビシッと伸びました。
戦後の日本を見守ってきた誰かの記憶が,前文の言葉とともに脳裏を突き抜け,全身に染み渡ったのでした。
その衝撃が忘れられず,先生の講義が進んでも,しばらく呆然としておりました。
…陽は傾き,うだるような暑さの中,セミが鳴いておりました。
前文の文章を,勉強の対象ではなく,あるがままに捉えることができた瞬間だろうか…と思っております。
絶対合格!!
クリック、ありがとうございます!
また、「司法試験・予備試験ブログ」でお会いしましょう!
▼「司法試験・予備試験メルマガ」にご登録いただくと,受験に役立つ情報を便利に受け取れます。
ぜひ,ご登録ください。
———————————————
新刊情報
【合格ノート民法 総則・物権 第4版】
▼合格ノート民法 債権 第4版
▼合格ノート民法 親族・相続 第4版
【2025年(令和7年目標)司法試験/予備試験 カウントダウン・タイマー】
下記のバナーをクリック!
【司法試験・予備試験の個別指導予備校「スクール東京」のおトク情報】
● どんなに忙しい人でも合格する力が自然に身につく,司法試験・予備試験メルマガ
● フェイスブック
● ツイッター
● お悩みやご質問は、お気軽に「成川先生へのメール」まで。
この記事へのコメントはありません。